あけましておめでとうございます。OCGは年明けからリミットレギュレーション適用みたいですが去年の炎属性強化の残火がまだ燻ぶっているようですね。
年は変わって辰年ということで《十二獣ドランシア》が恋しいですが、ご存じの通りOCGでは許されなかったので使いたい人はマスターデュエルで使いましょう。
せめてもの慰めに公式が新規ドラゴンの情報を公開しましたね。古の絶版ドラゴン《クレセント・ドラゴン》のリメイク《月牙龍-クレセント・ドラゴン》です。
─ 収録カード公開 ─
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2023年12月31日
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𝐋𝐄𝐆𝐀𝐂𝐘 𝐎𝐅 𝐃𝐄𝐒𝐓𝐑𝐔𝐂𝐓𝐈𝐎𝐍
𝟏.𝟐𝟕(𝐒𝐚𝐭)
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◤月牙龍-クレセント・ドラゴン◢
収録❗️
✅HPhttps://t.co/5d7V70UUkR
発売まで、あと26日 pic.twitter.com/ZSpPIPg3Co
効果は二つ、互いのエンドフェイズに手札・墓地から自身を特殊召喚する効果と、手札を1枚捨ててドラゴン族・闇属性・レベル7モンスターをサーチする効果です。
サーチ先はあまり多くはありませんが粒ぞろいで、「オッドアイズ」「レッドアイズ」関連、《亡龍の戦慄-デストルドー》《幻創龍ファンタズメイ》《ダーク・アームド・ドラゴン》といったパワーカード、微妙にカテゴリに属せなかった《ノクトビジョン・ドラゴン》《アブソルーター・ドラゴン》などがいます。
「オッドアイズ」などはそもそもサーチが豊富なので恩恵は薄く《デストルドー》は墓地に落としたほうが早いので、手札誘発の《ファンタズメイ》が目を引きますが《月牙龍》の自己特殊召喚のタイミングがエンドフェイズなので使いにくそうです。
自力で特殊召喚した場合は場を離れるとデッキに戻ってしまうので折角の「闇属性」「ドラゴン族」が墓地コストとして使えないという点も地味に減点ポイントだと思います。
デッキに戻る処理を回避するにはエクシーズ素材にするしかありませんのでサーチしたレベル7モンスターとエクシーズしろということでしょう。その場合素材として取り除けばエンドフェイズにまた場に出すこともできます。
レベル7ドラゴンということで《巨神竜の遺跡》とも相性が良いです。
《巨神竜の遺跡》はレベルが7・8のドラゴンがいれば墓地以外から特殊召喚したモンスターの効果を無効にできます。
自分のモンスターも無効にしてしまうカードですが発動条件である場のドラゴンを自分で制御すれば問題ないです。
特に《月牙龍》は自分のターンのエンドフェイズに出せるので《巨神竜の遺跡》の効果を相手ターン中だけ適用させることもできます。
また《巨神竜の遺跡》には手札・フィールドのレベル7・8のドラゴン族を捨てて自身をサルベージできるので《月牙龍》を捨ててサルベージし、エンドフェイズに墓地の《月牙龍》を自己蘇生させるという流れも可能です。
なかなか使いどころの難しいカードではありますが、新年は【クレセント遺跡参り】で遊んでみてもいいんじゃないでしょうか。