大いなる蟹の味噌汁

趣味の日記

【遊戯王OCG】Vジャンプ12月号発売、今月の付録は期待の《ペンデュラム・ウィッチ》

Vジャンプ最新号が出たので地獄の3個買いということで。最近なんだかんだ不作なVJ付録カードですが、暗黒時代を築いたあの《EMペンデュラム・マジシャン》を元ネタにしたこの《ペンデュラム・ウィッチ》はどう料理されたのでしょうか。

 

 

イラストの方は一定の需要が保障されるといわれる女性型モンスターで、中でもブラマジガールを念頭にマジシャンモンスターの女性版という人気ポジションとなっており、金髪碧眼真っ赤なほっぺに画面中央に視線を誘導する大胆なコスチュームと、ここにきてPREMIUM PACK2024再録枠におけるトップレア候補に殴り込みという感じです。

 

ステータスはペンマジからレベルが1つ下がって3、スケールは上方で使い易い8となっておりその他は大体同じとなっています。EM名称も消えてますが最低限《デュエリスト・アドベント》対応です。

 

モンスター効果は召喚・P召喚時に自分のPゾーンから1枚とこのカードを破壊しレベル4以下のPモンスターをサーチします。また、モンスターゾーンで破壊されたこのカードはPゾーンに置くことができます。P効果もPモンスターをデッキからEXデッキにサーチできますが、条件が微妙なおまけテキストなので割愛。

 

カテゴリに縛られない広いサーチ効果とEM名称を失っていることから、ペンマジを出力ダウンさせて汎用性を高めたような調整に見えますが、通常の召喚に対応している点やバレットバトラーコンビよろしくモンスターゾーンで破壊されるとPゾーンに置ける点など使用感は異なっているように思えます。

 

特に発動条件が通常召喚に対応してくれた点は使い易くなってありがたいです。また、自身を破壊する必要があるものの、その後Pゾーンに置けるので見た目ほど消費も多くないですし、むしろスケールを整えてくれるのでいい塩梅です。

 

Pゾーン破壊によってEXデッキにカードを置きながらスケールを整えてペンデュラム召喚の下準備をすると考えると、使用感はどちらかというとペンマジよりは《慧眼の魔術師》に近いのかもしれませんね。

 

ザっと見た感じ既存のEMやら魔術師やらオッドアイズにとっては今更必要なさそうですし、そもそもこれらは《EMドクロバット・ジョーカー》が召喚権もサーチの役割も持って行ってしまうのでそれ以外で使うことになりそうです。

 

ヴァリアンツとかで使うのもいいですが、せっかくカテゴリ関係なくレベル4以下のPモンスターをサーチできるので《解放のアリアドネ》のような特にテーマに属していないカードを使ってみたいですね。なおアリアドネはスケール3でレベル3のウィッチとの仲はそれほど良くない模様。

 

効果もなかなか良くイラストもかわいらしいので当然3個買い安定ということでどうでしょうか。万が一買えなかったサテライトの屑がいらっしゃいましたらこれを機に定期購読×3で安心を手に入れましょう。