大いなる蟹の味噌汁

趣味の日記

【遊戯王OCG】レギュラーパック最新弾『LEGACY OF DESTRUCTION』収録カード公開、パッケージは「ガンドラ」

2024年1月27発売のレギュラーパック、『LEGACY OF DESTRUCTION』の画像付き情報が公式から発表されました。パック名は既に予告されていましたがパッケージ及び一部収録カードがVジャンプニュースで公開されました。

https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1801

 

パック名発表時は前弾の『PHANTOM NIGHTMARE』と新弾の『LEGACY OF DESTRUCTION』の並びが約16年前の『PHANTOM DARKNESS』と『LIGHT OF DESTRUCTION』を彷彿とさせるということで《オネスト》のリメイクがパッケージではと予想する人もいましたが、実際は「DESTRUCTION」という単語が似合う「ガンドラ」でしたね。

 

オネストはすでに『LIGHTNING OVERDRIVE』にてプリズマティックシークレットレアで再録されてしまったうえ《ダーク・オネスト》がリメイクカードとして収録されていたのでもういいやって感じでしょう。

 

ガンドラに関しては最近デュエルリンクスに実装するにあたって《破滅竜ガンドラX》のテキストが変化していたため、OCGでもエラッタされて禁止から戻ってくるのではないかと噂されています。プラスワンボーナスパックの採録枠がエラッタされたガンドラXになるかもしれませんね。

 

今回公開された新規カードはガンドラサポートではなく、新テーマ「光の黄金櫃」関連の10枚となっています。とはいえ新ガンドラもその他原作表遊戯の使ったモンスターともども「光の黄金櫃」のテーマカードです。

 

リメイクされたのは「ガンドラ」「サイレントソードマン」「サイレントマジシャン」「ガジェット」「マシュマロン」「黄金櫃」です。それぞれテキストに「光の黄金櫃」のカード名が記されているカードとしてテーマが括られていて、リメイク元とはあまりシナジーのない新テーマとなっているようです。

 

OCG化に際して原作とは異なる効果になったため原作場面の再現ができなかった《封印の黄金櫃》ですが、リメイクカードの《光の黄金櫃》の方は相手が蘇生したモンスターを墓地に送る効果持っているので実際に《死者蘇生》された《オシリスの天空竜》を冥界に送り返すことができます。ただし対象に取る効果のため《神縛りの塚》がある場合や、同じ神でも《オベリスクの巨神兵》には効かないので注意です。

 

なんだかんだ表遊戯のファンデッキは闇遊戯に負けず劣らず統一して組みにくいデッキだったので、こういう形で組めるようになったのは原作ファンにとっては大変喜ばしいことだと思います。

 

余談ですが「ガンドラ」モンスターの追加によってガンドラXが禁止のままでも《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》の最後の効果を適用できるようになりました。

【遊戯王OCG】イラストからモンスターが飛び出す《ジョングルグールの幻術師》は集めるべきか?

12期から登場した新種族「幻想魔族」にも、いよいよ通常モンスターが追加されました。この《ジョングルグールの幻術師》は効果を持たないのでその特徴的なイラストが目を引きます。

 

躍動感のあるイラストですが、それにしてもやけに立体感を感じるイラストになっています。だまし絵的な技法なのかイラストの中に縁を描き、その縁からモンスターがはみ出しているので飛び出ているように見えます。ちょうどペレ・ボレル・デル・カソの「非難を逃れて」という絵が同じような技法で描かれています。

 

カードの性能的には、もはや廃れた概念ですが下級アタッカーの標準的なステータスとなっています。《ジェネティック・ワーウルフ》を開祖としたレベル4攻撃力2000通常モンスターの1体ですね。

 

効果を持たないので特にメリットもないかと思いきや、幻想魔族のモンスターの多くは「このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。」というテキストを持っており、高ステータスの幻想魔族にとっては相手モンスターを倒せないデメリットになっていたのでそれがないことがメリットになっています。

 

現時点ではこれといって使い道がなさそうなカードですが、通常モンスターゆえにサポートが豊富で特に《予想GUY》《レスキューラビット》は直接デッキから展開できます。先述のジェネティックワーウルフもレスキューラビットから展開し《魁炎星王-ソウコ》の素材に使われることもありました。

 

今後の話になりますが、幻想魔族を素材として指定するランク4のエクシーズや低リンクモンスターが登場すれば、場に用意しやすい素材として利用される機会が出てくる可能性が高いです。

 

非公式ながらノーマルレアに分類される封入率の低いカードなので、忘れたころに利用価値が出てくると思わぬ高騰に見舞われるかもしれません。可能性を感じた決闘者各位は収録弾が出回っているうちに集めておくと安心です。

【遊戯王OCG】とっとこリバース新サポート《マスター・オブ・HAM》そしてあの犬の本名

古くからの不遇の代名詞、リバース効果モンスターにも更なる強化《マスター・オブ・HAM》が追加されストレージをひっくり返している決闘者もいるでしょう。HAM公開からすぐに《ADチェンジャー》《ヴァレルガード・ドラゴン》を利用したコンボが公式ツイートのリプに貼られていたような気がします。

 

《マスター・オブ・HAM》《簡易融合》可能な融合モンスターで手札・デッキからリバースモンスターをセットできるカードです。リバースモンスターならなんでも出せるという可能性の獣で、どのリバースモンスターを出そうかとリバース愛好家がうごめいている模様。

 

制限カードである《メタモルポット》や最上級リバースである《禁忌の壺》は単純に強力な選択肢です。他にはレベルのせいで結構損している《神聖なる魔術師》も簡易融合を回収しつつ更にモンスターを展開できるため面白いかもしれません。

 

ただ、やはりみんなが考えることは決まって制圧。ヴァレルガードが相手ターンでもモンスターをリバースさせることができるので、これを悪用していくことになると思います。

 

《幻想召喚士》はモンスター1体を生贄に融合モンスターを特殊召喚できるリバースモンスターです。相手ターンにリバースして《異星の最終戦士》を出せばお互いにモンスターの召喚行為ができなくなり、エンドフェイズには自壊するので次のターンには自分の展開を邪魔しません。登場時、自軍のモンスターをすべて破壊してしまいますが、ヴァレルガードは効果破壊されないのでリリースに使っていなければ、ある程度戦線は維持できます。しかし、ヴァレルガードとは別に幻想召喚士のリリースコストを用意しなければいけないので手間はかかります。

 

手軽なのは《ガード・ドッグ》でリバースしたターン中、相手プレイヤーは特殊召喚できません。一度発動してしまえば何が除去されようと特殊召喚不可は残存するので強力なロックになり、相手によってはほぼターンスキップに等しい制圧力です。一応獣族のためHAMの正規融合素材になれます。ノーマルカードながら16年再録がなく注目されることもなかったと思うので探すのが大変ですね。

 

ちなみに某ハムスターアニメの主人公宅にも犬がいて「どんちゃん」とか呼ばれてますが、彼の本名は「ブランドン」らしいです。

【遊戯王OCG】人手不足の汎用レベル7シンクロの新人《月朧龍ヴァグナワ》

2023年10月28日発売の『PHANTOM NIGHTMARE』に汎用レベル7シンクロ《月朧龍ヴァグナワ》が収録されました。汎用というのはたいてい素材に種族属性やカード名の縛りがないモンスターをざっくりそう呼んでるくらいの意味ですね。

 

意外とレベル7汎用シンクロは昔から層が薄い印象があり、現在でもシンクロ黎明期の《ブラック・ローズ・ドラゴン》《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》などが一定の評価を受けていることからもそれがうかがえます。多少の制圧効果を持った《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》《F.A.ライトニングマスター》などもいますがあまり遭遇しませんね。

 

そんな中、12期も第3弾ともなればさぞ強力な汎用シンクロがと期待して《月朧龍ヴァグナワ》を見てみるとそれはそれはなんとまぁ朧なる性能でしょうか。

 

その効果はシンクロ召喚時に素材の非チューナーのレベル×300の攻撃力アップ、その後素材のチューナーのレベル×300のバーンダメージのみとなっており大変慎ましいものです。攻撃力上昇に至ってはこのカードが元々1500しか攻撃力がないので、最高で3300止まりと頼りない印象です。

 

必然的にバーンダメージ狙いになりますが、同レベル帯に《ダーク・ダイブ・ボンバー》というライバルがいる始末です。ただあちらはメインフェイズ1限定でリリースを伴い、ダメージ倍率もレベル×200のため使用感は異なります。とはいえ変動したレベルを参照できダメージの上限が無いDDBに対して上限ありのヴァグナワはどうしても見劣りします。

 

効果が微妙なら種族や属性で活路を見出すしかありません。しかしすでに闇属性ドラゴン族レベル7シンクロは《妖精竜エンシェント》が存在しており、フィールド魔法が絡みますがあちらはアドバンテージを得る効果を持っています。さらに悪い知らせがあり、海外先行カード《kuibelt the Blade Dragon》が闇属性ドラゴン族レベル7の素材縛りなしシンクロモンスターです。

 

《kuibelt the Blade Dragon》シンクロ召喚時にフィールドのカードをノーコストで破壊でき、自身が破壊されるとモンスター1体を相手ターン終了時まで攻撃不可にする効果も持っています。登場早々ヴァグワナの寿命も1年を切りましたね。

 

散々な仕上がりのヴァグナワですがイラストはそこそこ良いと思います。月を喰らおうとでもいうのかダイナミックで印象的な構図で、薄目で見るとお月見団子でも食べてるみたいでかわいいですね。たまにレギュラーパックで収録される年中行事系カードの1枚というポジションなのでしょう。

 

今年の十五夜は9月29日ですので一月遅れでお団子にありつけたヴァグナワちゃんですが、お月見には十三夜なるものもあるようで今年はヴァグナワ登場の1日前、10月27日となっております。十五夜と十三夜の月を片方だけしか見ないと縁起が悪いとされているらしいので、十三夜の月を見逃した決闘者諸君はヴァグナワちゃんのイラストでお月見して縁起を補充しましょう。

【ラッシュデュエル】カードにガムが付いてくる『遊戯王ラッシュデュエルカードガム』開封

遊戯王ラッシュデュエルにてどういうわけかガム付きカードが発売されましたが、あろうことか新規収録カードがあるようです。全20種類で1パックにカード1枚ガム1枚厚紙1枚の構成で1つ110円でした。

 

 

ラッシュデュエルをやっていないのでどれが新規かはわかりませんが、パッケージに載っている時の魔術師とハーピィ・チェーロは新規っぽいです。ハーピィはOCGでも好きなテーマなのでハーピィ・チェーロを求めて1BOX買ってきました。

 

 

全20種類で1BOX20枚入りということですが、箱裏面に不吉な「1箱でカード全種類が揃わない場合もあります。」というインクの染みがございます。新規カードは封入率が低いみたいなことがありそうです。

 

地獄の開封結果

 

番号順に並べてみましたが同じ絵柄が重なってるのが1種類ありますね。つまり1種類だけでなかったカードがあるということです。ダブったカードはCAN:D、そして栄えある出なかったカードはハーピィ・チェーロでした…

 

ハーピィ・チェーロだけが欲しくて買ったのにハーピィ・チェーロだけが出ないという大爆死、大きい声が出そうです。吐き捨てられたガムを踏んづけてしまったかのような不運からいったい誰がわたしを救ってくれるというのだろうか。

 

見た感じナンバー11~20のカードは背景が同じです。ドラギアスとかは最初のスターターのパッケージだった気がするので後半の10種が再録で背景違い、前半の10種が新規カードのようです。新規カードのはずなのに初めて会った気がしない方々ですね…

 

新規カードの中でハーピィ・チェーロ以外はすべてOCGから輸入されたカードなので実質的に完全新規となるカードはハーピィ・チェーロのみということになります。

 

ハーピィはラッシュデュエルの方で完全新規モンスターが何体か追加されているので、いつかOCGの方に輸出してほしいですね。しかしラッシュのテキストをそのまま持って来られてもテーマの強化になるのかは疑問ですが。

 

悔しさに唇とガムを噛みしめてハーピィ・チェーロはシングルで買います。

【遊戯王OCG】なぞの新モンスター《賜炎の咎姫》公開、相棒は《揚陸群艦アンブロエール》なのか?

以前コナミフレンドリーショップ限定発売の公式スリーブの絵柄として予告されていた《賜炎の咎姫》が「PHANTOM NIGHTMARE」に収録決定しました。最近マスターデュエルの広告か何かでイラストが目撃されていたみたいですが、「遊戯王OCGタイムズ」にて正式に公開されました。(27:16くらい)

 

ステータスは「炎属性」「悪魔族」、リンク3のリンクモンスターで召喚条件は「効果モンスター2体以上」とゆるゆるです。攻撃力は2700で最上級並みとはいえ微妙なライン。

 

効果は

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。

②:自分のメインフェイズに発動できる。自分の墓地から炎属性モンスター1体を特殊召喚する。

③:このカードが墓地に存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、自分フィールドの炎属性モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。

以上の3つです。

 

①の永続効果は純粋にデメリット効果で、汎用素材リンクながらマイナーな炎属性しか特殊召喚できなくなります。ただし通常召喚は制限しません。

 

②は自分の墓地の炎属性を蘇生する起動効果です。蘇生させたモンスターは攻撃や効果の発動などに一切の制限がなく、表示形式も自由でいわゆる完全蘇生というやつです。近年よく見る発動後の展開の制約もありません。しかし①の永続効果でこのモンスターがいる限り炎属性モンスターしか特殊召喚できないので実質制約ありの展開効果になっています。

 

③は墓地に存在する状態で条件を満たすと誘発する除去兼自己蘇生効果です。相手フィールドにモンスターが特殊召喚されるという緩い条件で、自分の炎属性モンスターと相手のモンスターを対象にとって破壊し、自身を墓地から特殊召喚します。破壊は《スクラップ・ドラゴン》みたいなものですがモンスター限定で自分は炎属性指定です。裁定は発売後になりますが、おそらく破壊と蘇生は同時処理だと思います。また、蘇生後に除外されるなどの制約もなく繰り返し復活できます。

 

リンク3ということと展開効果を持っていることから中継リンクモンスターに見えますが、炎属性しか出せなくなるデメリットのせいでそのままつながるリンク4は未発売のインフェルノイドリンクか転生炎獣の2種、カテゴリに属さないモンスターであれば《揚陸群艦アンブロエール》のみとかなり狭いです。

 

《揚陸群艦アンブロエール》に限って考えると相性はそれなりによく、③の効果でアンブロを破壊するとさらにリンク3以下のモンスターを蘇生できます。例えば《灼熱の火霊使いヒータ》を出して相手の《灰流うらら》かなにかを奪って咎姫を出し、ヒータの素材で使ったであろう炎属性を蘇生してアンブロにつながります。アンブロの効果で蘇生できるモンスターも咎姫のせいで炎限定になるのでヒータならちょうどいいですね。

 

5月のデュエリストパックが炎だったりスネークアイが登場したり、炎プッシュはずいぶん前のように感じてましたが、炎王ストラクが発売してから直近のレギュラーパックなのであちらとも連動しているカードデザインなのでしょうね。新炎王は触っていませんが相手の特殊召喚に誘発して場の炎王を破壊したらなんか強そう(KONAMI感)って感じです。

 

せっかく汎用素材なので炎属性統一以外でも使っていきたいと考えると、永続効果が邪魔になるので蘇生する炎属性モンスターの効果で処理してしまうのがベターです。リンク2で自分のカードを処理できるのは《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》、非現実的ですが《プロキシー・F・マジシャン》あたり。エレクトラムはペンデュラムデッキの必須カードで②の効果はなぜか名称ターン1制限が付いていないので可能性を感じますね。

 

公式スリーブになったりマスターデュエルの広告になったり謎のプッシュを受けているので、今後関連カードが追加されるのかもしれません。例によって女性型モンスターのカードは高額取引される傾向があるので、万一テーマ化して強いデッキになったら高騰しそうです。

 

今後の商品展開で可能性を感じる時点でこのカードはもう高騰不可避かもしれませんが、それでもアンブロエールさんの方は高騰することはないでしょう。たぶん。

【カードサプライ】キャラスリとキャラスリとキャラスリとキャラスリ

視界に入ってきたのでスリーブをいくつか購入してしまいました。

 

 

どれも特に原作に強い思い入れはありませんがパッと見た感じ良かったので無心で購入したという運びです。

 

悪魔の羽みたいなロゴは「ヘブンバーンズレッド」なるゲームの何かです。ゲームの内容は謎の生命体が地球に攻めてきて対抗できるのは女の子だけ的なよくあるやつみたいです。ロゴマーク系のスリーブは原作無視して雰囲気で使えるかもということで買ってしまいがち。

 

ピーナッツのキャラがたくさん描かれてるやつは「SPY×FAMILY」の何かです。絵柄がかわいいので思わず買ってしまいました。これも原作を特に意識せずに使えそうなオシャレ柄なのでとりあえず買っとこう精神です。ちなみに私は落花生をはじめとするマメ系は苦手で大豆以外はまったく食べられません。

 

ダンまちヘスティアは息が長いですね、かれこれ10年くらい戦い続けているような気がします。本編未読未視聴ですが単純にかわいかったので買いました。ヘスティアのスリーブは異常に種類が多いのでもう何が何だかわからない状態で、ヘスティア最推しのオタクは大変だろうなぁと常々思っております。

 

女の子がベ~ってやってるやつは「リコリス・リコイル」の錦木千束というキャラです。リコリス・リコイルのスリーブは何個か出てましたが、これだけ絵柄のインパクトが強すぎたのでミリしらながら買ってしまいました。煽りスリーブなのか?となかなか使いづらそうですがかわいいのでOKか。どうやらこのイラスト、一部の紳士たちの間では何やら想像を掻き立てる代物らしく、大変けしからんということのようで使用のハードルはそれなりに高い物になります。

 

というわけで使いもしないスリーブ衝動買い症候群という持病を抱えて生きております。スリーブはカードの服みたいなものと謂われている…かどうかはわかりませんが、私は自分の服も買ったまま着ないでタグが付いたままみたいなことが多々ありますのできっとそういう病気があるのでしょう。